そういう世界
これを読んでいる人はLove-tune担もしくはJr.担やその他のジャニオタさんだと思います。だからLove-tuneの現状について知っている方が多いのではないかな、と思いながらそれを前提に書いていきます。
Love-tuneのメンバーは今Love-tuneとしてのお仕事がありません。少なくとも今私たちに見えているところでは。理由はわからない。テレビから、雑誌から、Love-tuneの文字が消えました。最近ニート3関連でLove-tune表記が出てきた雑誌もありますが、明らかに事務所の圧がかかっていると感じる部分もあります。らじらーでも安井くんが必死にLove-tuneという単語を避けているような空気を感じました。極めつけはえび座の緞帳。“ジャニーズ全グループ”の名前が書かれているはずの緞帳にLove-tuneの名前はありませんでした。どうして彼らはLove-tuneなのにLove-tuneを名乗ってはいけないのだろうかと不思議でしかないし、以前ならLove-tuneと名前が出ていただろうなという場面でその単語が出ないと、虚しくて悲しくてどうしようもなくなります。
らぶ担になって早々こんな状況におとしめられた私は思い出すことがありました。
以前私は某有名事務所のレッスン生で結成された育成ユニットを応援していました。ジャニーズ事務所でいうJr.みたいなものです。
活動を開始した時から追いかけ、メンバー変更や推され方の違いに悩みながら約2年間。離れていた時期はあったものの毎週ある配信は欠かさず見ていたしある程度現場にも行っていました。
ある日、A・B・Cに分かれていたチームの中からAチームがデビューに向けて本格始動すると発表がありました。私の推しはAチームのメンバーでした。本当に嬉しかった。やっと努力が報われると思いました。ユニット名も募集されて、沢山考えて沢山ツイートしました。Twitterのフォロワーが増えるようにリア友に頼んで回りました。
それほど、楽しみにしていました。
それから半年近く経った日。イベントのあとの生配信でメンバーからこんな言葉が発せられました。
“全員卒業”
つまり、解散。
涙も出なかった。そんなわけがないと思ったから。今までのこの子達の頑張りは何だったのだろう、期待していたファンの気持ちをこんなにも簡単に裏切るのか。悔しかった、呆れた、食欲もなくてただひたすら「ごめんなさい」と書かれたブログを繰り返し読みました。
それが2月末でした。
3月末、最後のワンマンライブ。たった1公演東京だけの開催。人生初の遠征でした。
号泣しました。
1人で入った現場、周りに知っている人なんていない。思い切って泣くだけ泣いてやりました。受け入れるしかない、受け入れようと思っていたけれど、いざ目の前までやってくると寂しくて悲しくて悔しくて涙が勝手に溢れました。みんな泣いていた。メンバーも、ファンもみんな。
そして、ワンマンライブの3日後にラストイベントを終えた彼らはグループとしての活動を終えました。
それから半年たった今、事務所をやめてフリーでアーティスト活動をしている子もいればひたすらレッスンに打ち込む子もいます。
芸能界って、そういう世界なんだと突きつけられました。どれだけ頑張っても、ファンがいても、叶わないまま終わる夢もあるのだと。
諦めなければいけないこともあるのだと。
Love-tune、どんなことを考えているのかな。どんなことを感じているのかな。
元気ですか?ご飯ちゃんと食べてますか?
夢、追いかけてますか?
ファンのこと、一瞬でも思い出してくれてる?
私は諦めません。
「これからもおれたち7人とみんなで幸せになろうね」
その言葉を信じているから。
2018.10.10